RESTORATION service
フィルム・テープ修復
古いテープやフィルムはどのように保管していますか?
以下のような状況が1つでも当てはまるのであれば、是非ご相談下さい!
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テープは2年に1回程度巻き戻しが必要とされているが、5年以上再生していない
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テープやフィルムなど、再生することのできないアナログメディアが沢山ある
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古いテープやフィルムの整理や管理に困っている
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再生機器を保有していないのため、何が映っているかわからない
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テープの保管場所の湿度や温度管理ができていない
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フィルムから酸っぱい臭いがしている
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フィルムが劣化しているので修復したい
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ビデオテープのドロップアウトを解消したい
このようになる前に早めのデジタル化をお勧め致します






古いアナログ映像は大切な資産です
いつか必要な時にデジタル化すれば良いとお考えではありませんか?
古いフィルムやテープは日々劣化し続けています。
アナログ映像機器の部品生産及び修理対応が終了してしまった現在、
一刻も早いデジタル化をお勧めします。
再生ができなくなる前に、お持ちのテープやフィルムをご確認下さい。
デジタルテープの多くにもカビが発生し始めています。
古いメディアは、ご自分で再生する前に弊社までお持ち下さい。
マイクロフィッシュ修復事例





なぜフィルムは劣化するのでしょう?
不適切な環境
フィルムは高温多湿を苦手とするため、適切に管理しないと、空気中の水分によりTACベースが加水分解して、酢酸が発生し、ビネガーシンドロームを起こしてしまいます。
不適切な取扱い
乱暴に扱うことにより、パーフォレーションが切れたり、フィルムにキズや汚れが付着してたりするので、取扱いに注意する必要があります。
不適切な修復
フィルムが切れた際にセロハンテープ等で接合すると、テープの接着剤によってフィルムが変色を起こしたり、べたつくことがあります。
メンテナンス
フィルムの特性から、長期間の保存は難しく、定期的なメンテナンスが必要です。常に涼しく、湿気のない場所に保管できない場合は、確実に劣化が始まります。
テープの経年劣化とは
貼り付きの様子をビデオで御覧ください!
長期保管しているテープは、磁性体のバインダーの劣化が原因で貼り付きやカビが発生し、再生不可能な場合があります。再生できたとしても、ヘッドを破損してしまうなど、デッキの故障原因となります。
テープ貼りつきの様子
30秒再生させただけで、こんなことに!
経年によるメディアの劣化はテープ切れの要因やVTRの故障につながります。
クリーニングの必要性
古いメディアには、カビ、貼り付き、切れ、折れなど様々な問題があります。
特に目に見えない貼り付きなどは再生するまでわかりません。
弊社では、古いテープメディアはすべて熱処理及びクリーニングをさせて頂いております。
熱処理及びクリーニングすることで、テープ切れを防止し、より美しい映像をデジタイズすることができます。
クリーニングは各種デッキを取り揃えておりますので、お問い合わせ下さい。
D1, D2テープ専用クリーニング機器
1吋テープ専用クリーニング機器
弊社ではあらゆるメディアの修復・クリーニングに対応しております。
早い段階でのテープクリーニング及び映像修復が、よりきれいな映像を保つための秘訣です。
古いフィルムやテープは貼り付きがある場合が多いので、クリーニング前の再生はお控え下さい。
弊社は熱処理とクリーニングを行った後にデジタル化しますので、デジタルノイズなども軽減し、より美しい映像でデジタイズできます。

クリーニングをしても取れない傷やしわなどはデジタル映像修復をお勧めします。
弊社ではSnellのArchangel Ph.C-HDなど、様々な画像補正システムを使用し、メディアのクリーニングでは取り切れないゴミや劣化を修復することが可能です。
リアルタイム自動画質補正により、ダストノイズ、スクラッチ、ドロップアウトなどの除去を行います。フィルムグレインノイズやフリッカーも除去可能です。