TEL: 03-3479-7681
RESTORATION service
フィルム・テープ修復
放送・制作・自治体・企業アーカイブ向け劣化診断から修復、デジタル化、長期保存まで一括対応
※ご家庭の映像・個人コレクションも対応しています
一点物の原版・マスターテープを扱う業務においては、「再生できるか」ではなく、いかに事故なく、安全にデジタル化できるかが重要です。
主な対応先
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放送局・番組制作会社
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自治体・公共機関・資料館
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企業アーカイブ・研究機関
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学校・文化団体
業務対応の特長
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再生前の劣化診断およびクリーニングを標準工程として実施
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守秘・取扱いを徹底したマスター1点物対応
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劣化状態に応じた業務用再生・デジタル化機材を保有
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長期保存を前提としたデジタル化設計
テープ素材に対する独自工程
日本ホライゾンでは、ビデオテープのデジタル化において、すべてのテープに対し、必ず熱処理(ベーキング)およびクリーニング処理を行ったうえで再生・デジタル化を行っています。
この工程を行わずに再生を行うと、目視では確認できないカビや磁性体の劣化、テープの貼り付きなどが原因となり、再生中のテープ切れや不可逆的な破損を引き起こすリスクがあります。
実際に、他社で処理された後にテープ切れが発生し、修復が困難な状態で当社に持ち込まれるケースも少なくありません。このため当社では、事故を未然に防ぐための予防工程として、本処理を標準工程として組み込んでいます。
本工程はコストや手間のかかる作業であるため、すべての事業者が実施しているわけではありませんが、業務アーカイブや一点物の原版を扱ううえで不可欠な工程であり、当社の大きな特長の一つです。
当社では、再生前の劣化診断を行い、素材の状態に応じた最適な処置を行ったうえで作業を進めます。
保管環境によって、劣化リスクは高まります
フィルムおよび磁気テープは、保管環境や経年の影響を受けやすいメディアです。
日本の高温多湿な気候では、カビやビネガーシンドロームが発生しやすい一方、適切な環境で保管されてきた素材は良好な状態を保っている場合もあります。 見た目だけでは判断が難しいため、再生前の状態確認が重要です。
代表的な劣化症状:磁気テープ
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カビの発生
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テープの貼り付き・剥離
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ドロップアウトや信号劣化
代表的な劣化症状:映像フィルム
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カビの発生
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酢酸臭(ビネガーシンドローム)
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縮み・変形・波打ち・固形化
これらの症状が見られる場合、自己判断での再生は非常に危険です。必ず事前にご相談ください。






デジタル化前の標準工程
すべてのビデオテープは、熱処理・クリーニング後に再生します。
事故を防ぐための事前工程を、標準工程として徹底しています。

熱処理(ベーキング処理)を行います
D1, D2テープ専用クリーニング機器
1吋テープ専用クリーニング機器
テープ の経年劣化とは
長期保管しているテープは、磁性体のバインダーの劣化が原因で貼り付きやカビが発生し、再生不可能な場合があります。再生できたとしても、ヘッドを破損してしまうなど、デッキの故障原因となります。
貼り付きの様子をビデオで御覧ください!
テープ貼りつきの様子
30秒再生させただけで、こんなことに!
経年によるメディアの劣化はテープ切れの要因やVTRの故障につながります。
劣化フィルムに対する独自診断
長期間保管されてきたフィルムの中には、酢酸臭を伴う劣化(ビネガーシンドローム)が進行しているものがあります。
特にアセテートベースのフィルムでは、保管環境によって縮みや脆化が起こるケースも少なくありません。
日本ホライゾンでは、フィルムの状態に応じた独自診断を行い、対応方法とお見積りをご提案しています。状態が不明なフィルムについても、まずはご相談ください。
8mm フィルム修復事例

マイクロフィッシュ修復事例




不適切な環境
フィルムは高温多湿を苦手とするため、適切に管理しないと、空気中の水分によりTACベースが加水分解して、酢酸が発生し、ビネガーシンドロームを起こしてしまいます。
不適切な取扱い
乱暴に扱うことにより、パーフォレーションが切れたり、フィルムにキズや汚れが付着してたりするので、取扱いに注意する必要があります。
不適切な修復
フィルムが切れた際にセロハンテープ等で接合すると、テープの接着剤によってフィルムが変色を起こしたり、べたつくことがあります。
メンテナンス
フィルムの特性から、長期間の保存は難しく、定期的なメンテナンスが必要です。常に涼しく、湿気のない場所に保管できない場合は、確実に劣化が始まります。
クリーニングの必要性
弊社ではあらゆるメディアの修復・クリーニングに対応しております。
早い段階でのテープクリーニング及び映像修復が、よりきれいな映像を保つための秘訣です。
古いフィルムやテープは貼り付きがある場合が多いので、クリーニング前の再生はお控え下さい。
弊社は熱処理とクリーニングを行った後にデジタル化しますので、デジタルノイズなども軽減し、より美しい映像でデジタイズできます。

クリーニングをしても取れない傷やしわなどはデジタル映像修復をお勧めします。
弊社ではSnellのArchangel Ph.C-HDなど、様々な画像補正システムを使用し、メディアのクリーニングでは取り切れないゴミや劣化を修復することが可能です。
リアルタイム自動画質補正により、ダストノイズ、スクラッチ、ドロップアウトなどの除去を行います。フィルムグレインノイズやフリッカーも除去可能です。

